大晦日
本年も大変お世話になりました。
今年は平成から令和へ新たな時代の始まりの年でした。
来年もひとつひとつ階段を上り、精進して参ります。
来年もどうぞよろしくお願いします。
本年も大変お世話になりました。
今年は平成から令和へ新たな時代の始まりの年でした。
来年もひとつひとつ階段を上り、精進して参ります。
来年もどうぞよろしくお願いします。
コンピュータゲームの先駆的存在となったファミリーコンピュータ、通称「ファミコン」が発売されたのは1983年のことだ。僕らは「ファミコン世代」と称され、ゲーム世代のはしりとなった。
それからのコンピュータの発展はめざましく、僕らの生活の一部になった。仕事でもコンピュータは僕らのかかせないパートナーとなった。
振り返ると僕らはコンピュータとどのようにかかわってきたのだろうか。「ファミコン世代」とよばれる僕らの世代でもITリテラシーが高いとはいえないのが実情だ。
僕ら税理士は、税務相談を受けるとすぐに概略や税額、節税対策を示すことができる。これは税法、会計というゲームをひとつひとつ攻略してきたからだ。手書きで概要を説明するのも一瞬だ。ところがその説明資料をつくろうとするととてつもなく時間がかかる。アナログとして頭の中に完成しているものをデジタル化しようとすると頭を抱え込んでしまう。パートナーであるはずのコンピュータが牙を剥き、凶器化する瞬間だ。
そのコンピュータを真のパートナーとして迎え入れるには、最新のIT、マクロ、RPAなど新しい知識取得や感性を磨く必要がある。ときにはプログラマーとしての側面も必要となるだろう。「自動」という呪縛から逃れ、「ボタンを押す」ことを代わりにしてくれている、そんなコンピュータとの心の協調も必要だ。
IT人材が不足し、中小企業では「ひとり情シス」、「ゼロ情シス」ということばもでてきた。税理士が中小企業をサポートするうえで、ITを活用したサポートが必要な時代の到来である。もはや、税理士もITを避けては通れない。
ファミコンを攻略し、税理士試験というアナログゲームを攻略し、ここにきて、また、ファミコンを攻略しなければならない時代が近づいている。
それがファミコン世代に生きた税理士に与えられた使命であるかのように・・・
いよいよ確定申告が始まりました。
税理士事務所では1月から戦闘態勢になっているので、
今からスタートした感はありませんが・・・。
気合いで乗り切ります!
毎日、暑い日が続きます。
税理士になってから15年、開業してから10年経ちました。
時の流れは早いものです。
これからも、初心を忘れることなく精進して参ります。
早いもので、税理士になり15年の歳月が流れました。当時26歳、北海道で一番若い税理士として元気のよい(?)青年でした。そんな、若さアピールの賞味期限も切れ、不惑の年を迎え、昔を懐古すると感慨深いものがあります。右も左もわからない私を育ててくださいました当時の所長、悩み相談にのってくださった税理士の皆様、ご縁あって企業の発展の喜びを共にご一緒させていただきましたお客様、毎日の業務をサポートしてくれる従業員そして家族に感謝致します。
税理士になってから15年、当業界のみならず日本の取り巻く環境は大きく様変わりしました。失われた20年、AIの台頭、労働環境の変化、様々な環境変化にも耐え、逞しく企業発展のために邁進する中小企業。ようやく、ここにきて日本経済にも微かな光が見え始めてきました。しかしながら、近い将来訪れる高齢社会、増え行く社会保障費、労働力不足、事業承継問題など課題も山積しています。これらの課題に、どれだけサポートしていけるか、税理士の存在意義がそこに問われているといえましょう。
15年前は、広告規制の緩和など税理士の制度改革で揺れていた時代でもありました。「法律は人が作るもの。税理士の業務は法律ではなく、税理士という肩書で守る!」、15年前に会報で書いたことを思い出します。
初心忘れるべからず、「AI時代になってもなお、会計、税務、経営については税理士に相談しよう。AI時代の中にあっても税理士の存在意義は税理士の肩書で守る!」。税理士になったときに抱いた初心に15年後のアップデートをかけ、受賞のことばとさせていただきます。
みなさま、ありがとうございました。
ひと昔前までは、多くの会社が3月決算でした。
いまは、決算期については、3月決算にこだわることも
少なくなってきました。
消費税の導入で原則として2事業年度が免税(一定の条件で初年度または2事業年度目から課税となることもあります)となるため、フルで2年をとることが増えてきたのが要因のひとつでしょう。
とはいえ年間を通すと、やはり一番決算期の多い月。
あと少し、がんばります。
確定申告も終わり、一段落です。
今年の税制改正も研究中。
平成32年からは、所得税の内容もガラリと変わりますね。
月日の経つのは早いもので…前回の更新より7年もたってしまいました。 7年間いろいろな方にお会いし支えられてきました。
子供も4月で小学校2年生です。成長が早いものです。
子供の成長に負けないように… 。
今回の裁判では、前回までのお話の通り、脱税ではなく租税回避として税金を課税することは難しいということになります。課税できないのはおかしいから税金を取るということは税金の世界では難しいのです。
しかし、税金のもうひとつ重要な考え方のひとつとして、租税公平主義という考え方があります。
税金にかかわらず、日本では「法の下の平等」(憲法14条)という概念があります。本来は、税金の払える能力がある方が税金を逃れるのは本来、不平等ではないかということになってしまいます。
よって、最高裁の裁判官も相当判断に悩んだようです。
贈与税を逃れるために海外に移住するのは、税金の払える能力があるのに、課税できないのは、あまりに不公平である。でも、租税法律主義の考え方から(財産権の侵害になるので税金をとるには法律が必要)、課税できず立法(法律)にゆだねるしかない。
と裁判官の一人は意見を述べています。
やはり、財産権の侵害規範としての性格上、このような結論になるのはやむを得ないでしょう。
その点では、この裁判の判決には賛成です。
本日、6月2日は高野事務所の創業記念日です。
3年前の今日、開業しました。
4畳半の自宅(?)と8畳の事務所(?)の自宅兼事務所からスタート。
自宅には冷蔵庫が入り、テレビが入り、事務所には複合機が入り、打合せの机が入り、仕事用デスクが入り…。身動きが取れないといいますか、うまくいったパズルのようにぴったりと入っているといいますか…今では、いい思い出です。
この3年で、公私共に大きな環境の変化がありました。独立し、結婚し、子供が生まれ…。
開業以来、たくさんの経営者の方とお会いし、お手伝いさせていただきました。
独立して改めて思ったのが、人とのつながりの大切さです。決して自分ひとりの力ではなしえませんでした。
開業後1年で事務所を借り、従業員も入社しました。会計事務所未経験でも仕事に対する、お客様に対する情熱がもてる方で、向上心のある方を希望します、という求人をハローワークに出し(笑)、本当にそのようなタイプの方と今、一緒に仕事をさせていただいています(私の見る目があるということにしておいてください(笑))。お客様に恵まれ、従業員に恵まれ、仲間に恵まれ、感謝に堪えません。
いつもお客様に対して思ってるのは、北海道で約2000人もいる税理士の中で自分の事務所を選んでいただいているということです。大変な時代の中、報酬をいただいて仕事をさせていただいている。いつも気持ちはお客様のために全力でがんばろうと思って仕事に当たってきました。どこまで実現できているかわかりませんし、また、もう出来てると思ったらいけないのかもしれません。いつまでも向上心を持ち続けて、お客様に対応していければと思っています(ちょっと力が入りすぎて帯状疱疹になったのも懐かしい思い出です)。
これからも高野事務所をよろしくお願いします。