今日は、税理士の研修会の中でも多くの方が集まる全国統一研修会に参加してきました。今日と明日2日にわたり行い、勉強詰めです。
一日目のテーマは、「税理士業務にとって重要な最新租税判例…知らないではすまされない最近の判断傾向と税務」です(タイトルが長い…)。私自信も、税法に限らず、判例には非常に興味を持って、いつも研究しているので、今回の研修会を楽しみにしていました。
最近は、常識と思われていた取扱いについての画期的な判決が多くみられます。事例集のみではなく、法律をどのように解釈して運用していくのかを常に考えていかなければなりません。講師の先生も、裁判まで行くのは大変なこと、様々な取扱い、考え方を勉強することによって、トラブルを未然に対応できることが大切とお話をされ、全くその通りと感じました。
先生の最後のお話で大変共感したのは、実務運営に当たり法的なトラブルが生じると予想されるのであれば、あらかじめ立法論で解決するのが望ましい、そのためには、そのような法律を改正するように働きかけるのも税理士の大切な役割であるとの話です。まして、最近の法律の作り込みが、あまり良くなく、法律では解釈できず、Q&Aで補足するということが増えてる感じがします。国民、ひとりひとりが納得して払える税制を考えて提案していくことも税理士の大切な役割ですね。税金のココがおかしいという意見がありましたら、声をかけてください。
本当に経済が厳しい。北海道は、全国に比べ非常に経済が厳しい地域のひとつです。中小企業は、必死で経営をしている。21年の5月においても、新設の住宅着工戸数が前年同月の△47.5%、公共工事請負金額も前年同月の△11.0%、その他、各種小売販売もマイナスとなっています。
しかも、今の時代、サラリーマンでさえ安心できない時代となってしまいました。昨年から、今年にかけての労働派遣者問題、内定取り消し問題と色々ありました。北海道の有効求人倍率は、何と0.3台まで落ち込んでしまいました。厳しい数字ですね。私も、頑張って雇用に貢献しなければ!
知人のサラリーマンの方から、よく、資産運用どうしたらいいでしょうかなどと質問を受けることがあります。どれに投資をしたらいいですか~と聞かれる訳です。もちろん、資産運用は大事なのですが、私は、まず最初は自分に投資したらどうだろうと答えるようにしています(笑) 勉強して、仕事ができるようになって給料が少しでも上がれば、利率にするとかなりのものです。勉強に2万円かけて、給料が月額で1千円でも上がれば…。前向きに生きるのが楽しくなるし、仕事は楽しくなるし、収入が増えるしいいことずくめ。
私と話して、本当に資格や手に職をつけるのに勉強を始めた方が何人かいらっしゃいます。すると、受験の結果を連絡くださるんですが、落ちたときでも、次はがんばります~とか、次は何を勉強したらいいですか~と聞いてくださる方もいます。意欲的になってよかった~と思い嬉しくなります。サラリーマンもリスクが大きい時代になりましたので、その準備は、大切ですね。
今の不景気、国のせいだとか、個人のせいだとか、色々議論されることがあります。でも、もうここまでなってしまえば、国でできることは、国で精いっぱいやってもらい、個人で準備できることは個人でしっかり頑張る、そんな意識が大切ですね。なんだかんだと言っても、生きて行かなければならないのですから…。
はじめまして、札幌で税理士をしている高野と申します。まだまだ、若輩者ではありますが、日々、精進してがんばっています。
今回、はじめてブログを書こうと思い画面をひらきましたが、なかなか進まないですね。本来、文章を書くのは、苦手というわけではないのですが、何を書いていいのか、迷ってしまいます。
これから、税理士の日々の業務や情報などを書きつづっていこうと思いますのでよろしくお願いします。