全国統一研修会 ~一日目~
今日は、税理士の研修会の中でも多くの方が集まる全国統一研修会に参加してきました。今日と明日2日にわたり行い、勉強詰めです。
一日目のテーマは、「税理士業務にとって重要な最新租税判例…知らないではすまされない最近の判断傾向と税務」です(タイトルが長い…)。私自信も、税法に限らず、判例には非常に興味を持って、いつも研究しているので、今回の研修会を楽しみにしていました。
最近は、常識と思われていた取扱いについての画期的な判決が多くみられます。事例集のみではなく、法律をどのように解釈して運用していくのかを常に考えていかなければなりません。講師の先生も、裁判まで行くのは大変なこと、様々な取扱い、考え方を勉強することによって、トラブルを未然に対応できることが大切とお話をされ、全くその通りと感じました。
先生の最後のお話で大変共感したのは、実務運営に当たり法的なトラブルが生じると予想されるのであれば、あらかじめ立法論で解決するのが望ましい、そのためには、そのような法律を改正するように働きかけるのも税理士の大切な役割であるとの話です。まして、最近の法律の作り込みが、あまり良くなく、法律では解釈できず、Q&Aで補足するということが増えてる感じがします。国民、ひとりひとりが納得して払える税制を考えて提案していくことも税理士の大切な役割ですね。税金のココがおかしいという意見がありましたら、声をかけてください。
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