今年も、残り1か月となりました!

昨日、無事、道新秋のマイホーム教室の講師を終えてきました。

40分というお時間で、①不動産の購入のときの税金、②不動産の持っているときの税金、③贈与税や相続時精算課税のお話、④不動産の売ったときの税金とボリュームが非常に多く内容も難解なものであるため、すべてを網羅することはできません。そこで、基本的な税金の概要と、特例はマイホームを中心に、また、気をつけるべき点を重点的にお話しました。

講義の冒頭でお話したことで、このブログにおいても以前書きましたが、税金一般にいえることなのですが、必ず行動する前にいろいろ調べたり、相談したりしましょう、ということです。そのために、税金の概要を勉強して、気をつけるべき点について学ぶことが大事です。事前の節税、事後の脱税ですね。

購入の際の住宅ローン減税は、手続き(確定申告)のし忘れが意外と多く見受けられます。また、売った時の税金、これも非常に難解な税金の一つです、マイホームに関しては様々な優遇措置が講じられています。売ってから、こんなに税金がかかると思わなかったと思わないように、売る前に事前に調べたり相談したりしましょう。もうひとつ、講義の中でもお話しましたが、不動産を購入するとき、資金の出所と名義が違うなんてケースもよく見受けられます。このようなケースは贈与とされて思わぬ税金がかかる可能性があるところですのでこれも気をつけたいですね(贈与税の対策ができていれば大丈夫ですが)。

さて、今年も残すところ1月となりました。雪はまだ降らないですね。
12月といえば年末調整の時期ですね。サラリーマンの方は概算で月々給料から税金(所得税)が天引きされていますが、税金(所得税)は1年を通しての年収やその他の条件で金額が確定します。その確定した税金と月々概算でとられている税金の清算手続きを年末調整といいます。多くのサラリーマンは、月々概算でとられる税金の方が多く、年末調整の手続きで還付されるケースが多いのです。寒い季節ではありますが、財布は、ほんの少し温まりますね。

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