私の事務所のサポートをしてくれるコンピュータ会社TKCのSさんが新業務に移るとのことで、新担当者とともに最後の訪問に来てくれました。Sさんは、私が開業した当初からの担当として、事務所をサポートしてくれました。1年間お世話になりました。
ちょうど、新事務所に来られてよかったです。また、Sさんと新任の方は、あいさつ状の発送準備を手伝ってくれました。Sさんの「3人ですれば、すぐ終わりますよ、最後にこのようなお手伝いができて思い出に残ります」との言葉が感動的でした。夜な夜な、準備が大変だったので、非常に嬉しく思いました。
先月末日から、移転準備、あいさつ状の準備と、たくさんの方のご協力をいただきました。ありがとうございました。これからも当事務所をよろしくお願いします。
日本は、国民皆保険により、何らかの保険制度に加入しなければならないこととされています。法人の役員の方やサラリーマンなどは、健康保険に加入していますし、個人事業者など、その他の方は、国民健康保険に加入しています。
また、物議を呼んだ、75歳から加入する後期高齢者医療保険もありますね。後期高齢者という言い方はなんだ、ということで長寿医療保険制度などとも言われました。これは、民主党案によると、将来廃止になるようですね。
さて、今回の話題は、前回(かなり前になってしまいましたが)お話した、国民健康保険についてです。個人事業者など、健康保険に加入できない方は、国民健康保険に加入することになりますが、この国民健康保険の負担が重く、悩まれる方が多くいらっしゃいます。
40歳以上の方で、夫婦と子供1人で、所得が300万円の個人事業者のケースを考えてみます。個人事業者で、所得が300万円ということは、月にして25万円の生活費、ただ、その所得も、事業用の借入金の返済や事業の運転資金に回さないとならないことから、実際は、20万円位生活費が取れればよい方でしょう。まあ、贅沢はできないですが、何とか生活できるかなという位です。ところが…。
札幌市の国民健康保険料は、医療分保険料と支援金分保険料、介護保険料から成っており、この制度で行くと、ケースで上げた事例の場合、所得金額300万円に対して、50万円超も国民健康保険料がかかってしまうのです。また、国民年金保険料も夫婦それぞれで支払わなければならないので、14,660円×12か月×2人の35万円超の負担が生じます。こうなると、いわゆる社会保険のみでも85万円超の負担が生じ、所得税と住民税の負担を合わせると、ゆうに100万円は超えてしまうことになります。
所得金額から、社会保険や税金(所得税や住民税)を引いた額を可処分所得といいます。平たくいうと自由になるお金といっていいでしょう。個人事業者が所得300万円の場合、前述のように、生活費としては実際240万円程度とれればいい方でしょう。それに100万円超もの公的負担がふりかかってくるのです。これでは、とてもではないですが暮らして行けません。
役所には、国民健康保険の支払いについての相談が多いと聞きます。役所の対応としては、能力に応じて、支払額を決めてますのでというようですが、本当ですか??と、聞きたくなってしまいます。実際計算をしてみてほしいです…。国民健康保険については、応能負担原則、相互扶助なども考慮し、その制度について考えなおす必要があると考えます。
久しぶりの更新となってしまいました。以前、ご紹介しましたが、事務所を移転することになりました。
新住所は、札幌市北区北34条西7丁目1-12 トミイプラザNo.27 1階 となります。正式移転は、10月13日(火)となります。お近くをお通りの際には、ぜひ、お立ちよりください。
なお、電話番号は011-807-8745、FAX番号は011-807-8759で変更はございません。
気持ちも新たに、これまで以上に、努力していく所存ですので、ご指導、ご鞭撻をよろしくお願いします。
平成21年の9月分(10月納付分)から、社会保険料が改定されます。
社会保険は、厚生年金保険と健康保険からなっていて、法人の場合には、法律上は、強制適用事業所といって必ず加入しなければならないことになっています。
しかし…、はっきり言いまして、中小企業には、過酷なほど負担が重いですね。次回は、国民健康保険についても書こうと思いますが、こちらも負担が重すぎです。
税金負担が重い、消費税が…などなど議論されていますが…、事業者よりもサラリーマンの方の方が多いので話題とならないのでしょう…、税金よりも、まず、社会福祉制度の負担について、考えてほしいものです。日本経済は、中小企業がささえているわけですから、その中小企業の経営に影響を与え過ぎるほどの負担は考えものです。
厚生年金保険料は、2004年10月から年0.354%ずつ14年連続して引き上げ、2017年度以後18.30%になることがすでに決まっており、将来はますますの負担増となる予定です(鳩山政権がメスをいれなければ)。
健康保険については、平成18年の法律改正で、今年の9月分(10月納付分)から、都道府県毎の保険料率になることになりました。今、全国の保険料率を見たのですが…北海道が保険料率8.26%で全国で一番高いのですね!! 地域経済や、所得面でも厳しい北海道が、保険負担も高いとは。
地方でできることは地方で、個人できることは個人で、いわゆる小さな政府の日本づくりが始まった感がありますが、本当に、それが日本人の望んでいたことなのでしょうか…。
健康は何よりもの財産ですね。 しかし、どんなに気をつけていても。病気は、誰しもいつなるかわからないもの。命をお金で買う(お金がないと治療ができない)、そんな時代だけにはなってほしくないと切に願います。
全国健康保険協会より~
●都道府県別保険料率においては、都道府県ごとに、医療費に応じて、保険料率が現行よりも低くなったり、高くなったりしますが、今後、いずれの都道府県においても、疾病の予防などにより加入者の医療費が下がれば、その分の保険料率を下げることが可能となる仕組みです。
|
●今後、都道府県毎に、加入者の皆様の健康を増進し、疾病の予防を推進していくことが、一層重要となってまいります。協会けんぽとしても、健診や保健指導などの予防事業などを進めていくこととしていますので、加入者・事業主の皆様のご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。
|
以前、粉飾決算のお話を何日かに渡って書き綴りましたが、不正経理には、①脱税、②粉飾決算、とあと一つ、社長又は、従業員の私的流用や横領があります。連休前の話になりますが、千葉県の不正経理による私的流用が話題となりましたね。国や地方公共団体のこの手の話題が絶えないのはなぜなのでしょうか…。国民が、税金の使い途について、厳しい目を注ぐ中、そろそろ、いい加減にしてほしい思いの方も多いでしょう。
現金はルールを決めて清算し、現金を合わせ、現金支払いがあった場合、その内容を確認する仕組みをつくっていますか? 現金管理をしっかりすることは、適正な経理をするためとか、申告を適正にするためだけに限らないわけです。今回の件に見られるように、不正を起こさせないという意味合いもあります。中小企業にとってみれば、むしろ、そちらの方が、重要性が高いとも言えるでしょう。特に、社長借入など、個人と会社のお金の出入りが多い企業は要注意です。
もし、不明な現金が生じた場合、社長は経理の方など従業員をまず疑うことでしょう。そうなると、お互い嫌な思いをするでしょうし、信頼関係も崩れてしまいます。このような状況になるということは、仕組みを作らなかった経営者の責任とも言えるわけです。
私が、以前働いていた税理士事務所の所長がおっしゃっていたことで、とても心に残っていることがあります。犯罪に手を染めるのは、もちろんいけないことだが、犯罪者をつくってもいけない。つまり、目の前に、一万円が、落ちていれば、どんなに善意の人でも、心が揺らいでしまうもの。そのようにならない(犯罪者を作らない)仕組みづくりが何よりも大切であるということですね。
長かったシルバーウィークも最終日となりました。明日からは、また、日常に戻られる方も多いでしょうね。
バタバタとしているうちに、シルバーウィークが過ぎていきました(笑) 仕事、お墓参り、新事務所用の備品選び、すべきことは、だいだい消化したかなと思います。
今日は、書棚を買ってきて組み立てていました。いや、小学校のころから図工(図工という響きが懐かしいですね)が、とても苦手で、それは大人になった今も変わらず。今日は、四苦八苦しながら組立てました(苦笑)。父親は、日曜大工は、それなりにこなしていたんですけどね。どうやら、その能力は引き継がれなかったようです…。
では、また明日からも頑張っていきましょう!
みなさま、連休いかがお過ごしでしょうか。今日は、シルバーウィークのちょうど、真ん中ですね。
私は、昨日、お墓参りを済ませ、今日は、通常業務のお客様訪問と、引っ越しのための荷物運びをしておりました。ほとんど荷物が、本ですね。以前から、ビジネス書を読むのが好きでしたが、開業して、ますます本を買うようになったので、置場が大変です。最近は、本田直之さんのレバレッジシリーズを読んでいます。どんなに忙しくても勉強は、税理士業の仕入れですから…。
もうすぐで、シルバーウィークの連休ですね。みなさまは、旅行、レジャー、観光、趣味などなど楽しい予定をしている方も多いと思います。私は、まず、お盆にお彼岸には、必ずお墓参りをしますと公言しましたので、ご先祖さまに感謝の意を表すべく、お墓参りに行ってきます。残りの日は、仕事が入っているので、お客様との打ち合わせや事務仕事をする予定です。質問や、仕事に関すること、受験勉強の仕方のお話など、ありましたら連休中に、まだ若干の余裕があります(林家こん平さんみたいですね)ので事前にご連絡いただければと思います。
あと、連休中、もうひとつありまして、今、事務所の移転を計画しております。ただ、色々な準備がありまして、完全に移転するのは10月上旬となる見込みです。移転次第、あらためてご報告申し上げますので、よろしくお願いします。
いよいよ鳩山内閣の船出ですね。地元、室蘭では盛りあがっている様子です。実は、私も室蘭出身。
室蘭といえば、やきとり(豚肉)、カレーラーメン、そして、鳩山さん。年金、医療、福祉、雇用…問題山積ですが、どのようにかじ取りをしていくのか、今後に期待しましょう。
しかし、以前にも書きましたが、日本の財政状態、年金財政は、破たん寸前、金融機関の格付けをご存じの方は、日本は、破綻懸念先を超え、実質破綻先でしょう。無駄を排しても、将来の国民の負担増は避けられない。国民もその準備だけは必要でしょう。
何よりも、今、気がかりなのは、公共工事。ご存じの通り、北海道は公共工事を中心に雇用を生み出してきた地域であります。今後、公共工事は縮小傾向となる可能性が高いでしょう。そうなると、北海道の経済、雇用をどう維持していくか、そのかじ取りが最も難しい課題の一つとなると思います。
ただ、今の日本は、どうも、悪いことばかりを考え、気分も滅入ってる状況。新政権に大いに期待し、将来不安をなくし、国民一人一人が幸せである社会が実現されるといいと思います。
今日は、日曜日でしたが、少し、事務仕事をして、終わった後、先日、北海道税理士会札幌北支部(税理士会は税務署の管轄ごとに支部が設けられていて私は、札幌北支部に属しています)から会報の原稿依頼があったので、書いてました。札幌北支部の会報は、”北風”というタイトルで、会員税理士に、月一回発行されています。
テーマは自由…。自由と言われると何を書いていいのか迷ってしまいますね(笑) 四苦八苦の末、やっと完成です。本家、北風に載る前にブログで公表です(笑) 問題ないと思いますので。
Read more »